出会い

今日、1人の女性と出会いました。
小柄でとてもキレイな方(若い頃の藤圭子さん風)で、
年齢は私の妹と一緒。
今日はそんな彼女と1時間くらいお話しました。
 
まず「私は病気がちなので。。。」と、おっしゃったので、
あまりその話には触れないようにしようと思ったのだけど、彼女のほうから病気についての話が始まった。
 
彼女の病気は「膠原病(こうげんびょう)」
元々、飛行機に乗ると頭痛がしたり 具合が悪くなったりして気になっていたらしく、
3年前に病院で検査を受け分かったそう。
 
気圧の具合で体調が激しく変化する病気で、入退院も何度も繰り返してるとのこと。
 
この夏、かかりつけのお医者様の異動とともに この街に引越ししてきたらしい。
お日様にも あまり当たってはいけないのだけど 晴れた日の方が体調は良いそうです。
 
「私が生きられるのは長くても50歳。病気が分かった時点で結婚も諦めたの。」
「両親も兄も 病気で他界していて 今は天涯孤独よ。もう自分のお墓も買っちゃった。」
 
なんてサラッとおっしゃってたけど、きっと物凄く苦しかったんだろうなぁ。。。 
 
 
「世の中には自殺する人がイッパイいるけど、私から見たら それは『とても勿体無い』こと。せっかく まだ生きられるんだから生きなきゃ!」
  
そう話した時は、少し寂しそうでした(><)
 
 
「私は病気だけど、でも働かないと生活出来ない。」
 
そんな彼女は自宅で 美容に携わるお仕事をなさってます。
 
小さな頃から細かい作業が大好きで、今のお仕事にやり甲斐を持っているそう。
 
「国から治療費の補助が出れば 物凄く助かるし嬉しいんだけど。。。」 
 
膠原病は、昔からある難病だけど 彼女の該当する症状は国から「指定難病」とはされていないため補助が無い。
 
 
舛添厚生労働大臣!どうか指定難病をもっと増やしてくれないでしょうか?
 
  
ほんの1時間だったけど、とても考えさせられ、私もシッカリ生きていかなきゃと思いました。
 
まだこの街について殆ど分からないと言っていた彼女。
「オススメの美味しいお店はありますか?」と訊かれたけど、頭に思い浮かばなかった私(><)
普段はファミレスや牛丼やなんかくらいしか行かないし。
 
面白いスポットや美味しいお店を勉強して教えてあげたいなぁ。
は〜。地元のリポーターやってるくせに 物知らずな自分が情け無い(あちゃ〜) 
 
また晴れた日に会いに行きますね(^^)